PR NEDOKO

羽毛布団の側生地は綿?
56点は全部ポリエステル混でした

案内役

そもそも、どんな商品か

羽毛布団の側生地(がわ生地)=羽毛を包んでいる外側の布についての記事です。何を見て選べばよいのかを、法令・規格・実際の商品の3方向から確認しました。

中身の羽毛の話ではありません。ダウンパワーやゴールドラベルは中の羽毛の等級で、側生地の質とは別の話です。

まず結論だけ

  • 実際に売られている56点を数えて、綿100%は0点。いちばん多いもので綿45%でした
  • 56点の生地は3種類だけ。12,100円の商品と82,500円の商品が同じ組成の生地です
  • 番手・打ち込み本数・通気度を書いた商品は0点。そもそも表示の義務がありません
  • 検査機関の基準では羽毛の吹出しは「認められる(目立たない)」で合格です

56点の内訳を見る →

エムールで羽毛布団を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

羽毛布団の側生地(がわきじ)とは、羽毛を包んでいる外側の布のことです。この側生地は「綿100%がいい」とよく言われます。

実際に売られている羽毛布団56点を、1点ずつ開いて確かめました。綿100%は0点でした。 いちばん綿が多いもので45%、残りはポリエステルです。

56点が使っている生地は、3種類しかありません。 12,100円の商品と82,500円の商品が、同じ組成の生地を使っています。生地で羽毛布団を選ぶことは、実際には成り立ちません。

糸の番手も、打ち込み本数も、通気度も、書いてある商品は0点でした。 理由は店の手抜きではありません。国もJISも業界団体も、側生地に数字の基準を決めていないからです。

この記事では、側生地について「誰が」「何を」決めているかを先に出します。そのあとで、数字がない中で何を見て選べばよいかを書きました。集計と資料は2026年8月24日に確認しています。

結論:側生地に数字を決めた基準は、1つもありません

先に答えを書きます。側生地について「誰が」「何を」決めているかを並べると、こうなりました。

決めている主体 側生地について決めていること
家庭用品品質表示法 糸を組成する繊維(=何%が何の繊維か)だけ
JIS L 4403
ふとん
「良質のもの」。数字は
寸法変化と染色堅ろう度のみ
日羽協
ゴールドラベル
「優良な側生地」
数値基準はなし
ボーケン基準
(民間の検査機関)
通気性3㎝³/㎝²・s以下
(羽毛使用品)

数字を出しているのは、いちばん下の民間の検査機関だけです。 その数字は、買う人の目には触れません。

指を立てた男の子
ここがポイント「基準がない」は「品質が悪い」という意味ではありません。誰も数字を決めていないので、商品どうしを側生地の数字で比べる手段がない、という意味です。だからこの記事の後半は、数字なしで何を見るかの話になります。
羽毛そのものには、ダウンパワーやダウン混率という数字の基準があります(→ 羽毛布団のゴールドラベルは4種類)。基準があるのは中身のほうで、外側の布のほうにはない、というのがこの記事の話です。

この店で選べる側生地は、3種類だけでした

エムールの羽毛掛け布団カテゴリ56点について、商品ページの「組成」欄をすべて取得しました。結果はこうです。

側生地の組成 点数
ポリエステル85%
・綿15%
31点(55.4%)
ポリエステル65%
・レーヨン35%
15点(26.8%)
ポリエステル55%
・綿45%
10点(17.9%)
綿100% 0点
56点の側生地の組成の内訳 56点の側生地は3種類。綿100%は0点でした ポリエステル85%・綿15% 31点(55.4%) ポリエステル65%・レーヨン35% 15点(26.8%) ポリエステル55%・綿45% 10点(17.9%) 綿100% 0点 0点=1点もありません
図:エムールの羽毛掛け布団56点の側生地の組成。ポリエステル85%・綿15%が31点でいちばん多く、綿100%は0点でした。

3種類しかありません。 56点はすべて日本製で、すべてにゴールドラベルが付いています。

  • ゴールドラベルの内訳=ロイヤル33・エクセル13・プレミアム10
  • 価格=12,100円から154,000円まで
  • 中央値=53,900円

中央値とは、小さい順に並べたときに、ちょうどまん中に来る値のことです。

首をかしげて考える女の子
質問綿100%がいいと聞いていたのに、0点なんですか。この店が特別なんですか?
指を立てた男の子
答えこの56点はエムール1店舗の掲載品です。市場全体の割合ではありません。綿100%の側生地を使った羽毛布団は、ほかの店では売られています。
気づいた女の子
なるほどじゃあ言えるのは「この店で選ぶかぎり、側生地は3種類から」ということで、綿100%がほしいなら別の店を見る、と。

書かれていないものも数えました。

側生地について 56点中
組成(繊維と%) 56点
糸の番手 0点
打ち込み本数 0点
通気度 0点
「ダウンプルーフ」の語 0点

組成だけが全点にあって、それ以外は1点もありません。 これは店の手抜きではなく、組成だけが法律で義務づけられているからです。次の章で見ます。

メモ帳と定規を持ったふくろう
数え方「番手0点」「通気度0点」は、商品名と商品ページの本文にその語があるかを機械で数えた結果です。画像の中に書かれている可能性までは確認できていません。点数は1商品1サイズとして数え、表記のゆれは同じ組成にまとめています。
エムールで羽毛布団を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

同じ生地で、値段が2倍以上違います

サイズと形をそろえて比べます。 56点のうち「シングルの、普通の掛け布団」は9点でした。肌掛けと2枚合わせを外した数です。

側生地 点数 価格
ポリエステル85%
・綿15%
4点 26,400〜39,600円
ポリエステル65%
・レーヨン35%
3点 38,500〜82,500円
ポリエステル55%
・綿45%
2点 52,800〜59,400円
側生地ごとの価格の幅(シングル9点) 同じ生地で、38,500円と82,500円 差は中身=ダック93%→グース95%でした ポリエステル85% 綿15%・4点 26,400円 39,600円 ポリエステル65% レーヨン35%・3点 38,500円 82,500円 ポリエステル55% 綿45%・2点 52,800円 59,400円 2万円 4万円 6万円 8万円
図:シングルの羽毛掛け布団9点を側生地ごとに分けた価格の幅。オレンジの帯は同じ「ポリエステル65%・レーヨン35%」の生地で、38,500円から82,500円まで開いています。

真ん中の3点を見てください。生地はまったく同じで、38,500円と82,500円です。 差がどこにあるかというと、

  • 38,500円=ロイヤルゴールドラベル・ポーランド産ホワイトダックダウン93%
  • 82,500円=プレミアムゴールドラベル・ポーランド産ホワイトグースダウン95%

中身が違います。 羽毛がダックからグースに変わり、ダウンの率も上がっています。

いちばん下の2点も同じ形でした。同じ「ポリエステル55%綿45%」の生地です。値段は52,800円と59,400円でした。

  • 52,800円=ロイヤルゴールドラベル・ハンガリー産グース93%
  • 59,400円=プレミアムゴールドラベル・ポーランド産グース95%

値段の差は、外側ではなく中身で付いています。 側生地は価格帯をまたいで使い回されていました。

考えている女の子
質問生地が同じなら、38,500円のほうを買っても同じ布団ということですか?
指を立てた男の子
答え外側は同じですが、中身が違います。38,500円はダック93%、82,500円はグース95%です。この店では、値段は中身の等級で付いていました。
気づいた女の子
なるほど側生地の欄を見比べても、この店では差がつかないんですね。見るのは中身の欄だと。
虫めがねを持った男の子
確かめ方ここに出した値段は2026年8月24日のものです。掲載点数と価格は変動します。買うときは、その商品ページの金額で確かめてください。9点という数も、その日の掲載品を数えたものです。

品質表示法が求めているのは「糸を組成する繊維」だけ

なぜ組成しか書いていないのか。繊維製品品質表示規程の条文がこうなっているからです。

九 布団については、詰物を組成する繊維及び布団側の生地を組織し、編成し、又は構成している糸を組成する繊維

出典:消費者庁 繊維製品品質表示規程(確認日 2026-08-24)

「糸を組成する繊維」です。その糸が太いか細いか、何本打ち込んであるかは、条文の外にあります。

布団に義務づけられている表示事項そのものも、こうです。

繊維の組成

これに、表示した者の氏名または名称と、住所または電話番号を付ければ足ります。通気度も、ダウンプルーフ加工の有無も、書く義務はありません。

ダウンプルーフ加工とは、羽毛が布から吹き出さないように、生地の織り目をつぶす加工のことです。

案内する男の子
どこを見るか商品ページの「組成」欄で分かるのは、繊維の名前と%までです。「軽量」「リーズナブル素材」といった言葉が添えてあっても、それは義務の外にある店の説明で、数字を出す義務はありません。
布団カバーやシーツは扱いが違い、繊維の組成に加えて家庭洗濯等取扱方法(洗濯表示)も義務です。布団本体には洗濯表示の義務がありません。→ 布団に洗濯表示のタグがないのはなぜ?

JISのふとん規格は「良質のもの」で終わっています

日本産業規格(JIS)にも、ふとんの規格があります。JIS L 4403です。 掛けふとんの寸法を決めているのも、この規格です。

掛け布団のサイズは何cm?

生地についての条文は、これだけでした。

5.2 生地 織きず,穴きず,裂けきず,その他製織上の欠点及び染色加工上の欠点が目立たず,皮膚に害を与えない良質のもので,次の品質のものでなければならない。

続く「次の品質」が数字の部分です。

項目 基準
寸法変化 ±4%以下(レーヨン
100%は±5%以下)
耐光堅ろう度 4級以上
洗たく堅ろう度 3級以上
摩擦堅ろう度 3級以上

出典:JIS L 4403:2000 ふとん(確認日 2026-08-24)

メジャーを持った解説役のふくろう
ことばの説明表の3つの「堅ろう度」は、色落ちしにくさの等級です。光・洗たく・こすれの3つの場面に分かれています。「4級以上」「3級以上」が合格の線なので、数字が大きいほうが合格の側です。

縮みと色落ちだけです。 通気度も、密度も、番手も、羽毛が出てくるかどうかも、この規格は何も言っていません。

理由はたぶん、この規格が綿ふとんを前提に書かれているからです。中わたの規定は「中わたに綿ふとんわたを使用した場合」の内容量だけでした。羽毛ふとんについての特別な規定は見当たりませんでした。

考えている女の子
質問JISに「ふとん」の規格があるなら、それに合う布団を選べば安心ではないんですか?
指を立てた男の子
答えこの規格が数字で決めているのは、縮みと色落ちだけです。羽毛が出るかどうかや通気度は、何も言っていません。もとが綿ふとんを前提にした規格です。
気づいた女の子
なるほど「JISの規格に合う」と聞いても、側生地から羽毛が出にくいという意味ではないんですね。
エムールで羽毛布団を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

ゴールドラベルも「優良な側生地」でした

業界団体はどうか。羽毛ふとんのゴールドラベルを出している日本羽毛製品協同組合(日羽協)の説明を見ます。

最高級の羽毛原料と優良な側生地を使用し、適正な縫製で仕上げられた羽毛ふとん

出典:日本羽毛製品協同組合 ゴールドラベルについて(確認日 2026-08-24)

「優良な側生地」当サイトが確認した範囲では、側生地についての数値基準は公表されていませんでした。

ゴールドラベルの4段階を分けているのは、ダウンパワーとダウン混率です。 4段階とは、プレミアム・ロイヤル・エクセル・ニューの4つです。ダウンパワーとは、羽毛のふくらみやすさを表す数字のことです。

どちらも中身の羽毛の数字です。側生地はどの等級でも「優良な」のままです。

翼を広げたふくろう
ここは分かりません「公表されていない」は、日羽協が基準を持っていない、という意味ではありません。当サイトが読めたのは、公開されている説明の範囲です。業界内部の取引基準や、各社の社内基準までは確かめられません。
側生地に対して基準がある制度が、1つだけありました。防ダニ加工です。インテリアファブリックス性能評価協議会の認定には「防ダニ加工ふとん側地」という区分があります(側地=羽毛を包んでいる外側の布)。ただし当サイトが数えた時点で有効な認定は3件でした。→ 防ダニカバーは高密度織りと薬剤加工どちらがいい?

数字を出しているのは、民間の検査機関だけでした

測る方法はあります。 通気度です。空気をどれだけ通すかを測れば、羽毛の抜けにくさの見当がつきます。

方法はJIS L 1096 A法(フラジール形法)として決まっています。

項目 内容
試験片 約200×200mm を
5枚
圧力差 125Pa
単位 ㎝³/㎝²・s
メジャーを持った解説役のふくろう
ことばの説明単位の㎝³/㎝²・sは、生地1㎝²を1秒間に通る空気の量(㎝³)です。「3以下」なら、1秒間に1㎝²あたり3㎝³までしか空気を通さない生地、という読み方になります。測るときの圧力差は125Paにそろえます。

合否の線を引いているのは、検査機関の基準です。 一般財団法人ボーケン品質評価機構が、品質基準一覧表を公表しています。その2023年8月版に、次の行があります。

適用 通気性
羽毛使用品 3㎝³/㎝²・s以下
羊毛・合繊などの
中わた使用品
5㎝³/㎝²・s以下

羽毛のほうが厳しい数字です。 数字が小さいほど、空気を通さない生地です。羽毛は他の中わたより「通しにくい生地」でないと合格しない、という線引きです。

同じ表に、もう1つ寝具向けの項目がありました。

項目 判定基準
中わた吹出し 認められる(目立たない)

出典:ボーケン基準(繊維製品)生地・製品検査 品質基準一覧表(2023年8月)(確認日 2026-08-24)

検査の基準ですら、「羽毛がまったく出ないこと」は求めていません。 目立たない程度の吹出しは、合格の側に入っています。

これは覚えておいたほうがいい話だと思います。 羽毛が数本出てきたからといって、それだけで不良品とは限りません。縫い目から少し出るのは、基準の側が想定していることです。

首をかしげて考える女の子
質問買った羽毛布団から、羽毛が何本か出てきました。不良品ですか?
指を立てた男の子
答えそれだけでは決められません。検査機関の基準でも、中わたの吹出しは「認められる(目立たない)」で合格です。基準の側が、少し出ることを想定しています。
気づいた女の子
なるほど線になるのは「出るか出ないか」ではなくて「目立つかどうか」なんですね。
ボーケン基準は法令でもJISでもなく、民間の検査機関が「一般的に要求される品質性能」としてまとめたものです。すべての商品がこの基準で検査されているわけではありません。この数字が商品ページに書かれることも、まずありません(当サイトが数えた56点では0点でした)。
エムールで羽毛布団を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

「新合繊」は、法律上の繊維の名前ではありません

56点の表示には、こういう書き方が並んでいました。

生地:ポリエステル85%綿15%新合繊(軽量・リーズナブル素材)

新合繊という言葉が出てきます。これは法律が定めた繊維の名称ではありません。

家庭用品品質表示法とは、日用品に材料や性能の表示を義務づけている法律です。この法律が使えと決めている繊維の名称を指定用語といいます。ポリエステルについては、こうです。

ポリエステル系合成繊維 | ポリエステル | POLYESTER

出典:消費者庁 繊維製品品質表示規程 別表第六(確認日 2026-08-24)

指定用語に「新合繊」はありません。 表示のうえでは「ポリエステル」で、新合繊はそれに添えられた業界の言葉です。

一般には、1980年代後半から出てきたポリエステル長繊維の総称として使われています。特殊な断面の極細糸などを使って、天然繊維に近い風合いを出したものです。公的な定義や、これを名乗るための基準は見つけられませんでした。

「新合繊だから良い」とは判断できません。 分かるのは「ポリエステルである」ところまでです。

メモに書きこむふくろう
ことばの説明上の表示の中で法律が求めている部分は、「ポリエステル85%綿15%」の所だけです。そのあとの「新合繊」「軽量・リーズナブル素材」は、店やメーカーの説明の言葉で、名乗るための基準も、数字を出す義務もありません。

数字がなくても、見るところは4つあります

数字がないので、数字では選べません。 そのうえで、公開されている情報から言えることは4つです。

1つめ、組成は必ず書いてあります。 義務なので、書いていない商品はありません。比べられるのは、実質ここだけです。

56点のうち綿45%のものは、店が「ハイブリッド新合繊(軽量・耐久性)」と説明しています。価格帯は52,800〜110,000円で、いちばん高い層に入っていました。ただし軽さや耐久性の数値が示されているわけではなく、店の説明です。

2つめ、生地の種類は、店ごとにほぼ決まっています。 56点で3種類でした。

生地で商品を絞り込むという選び方は、実際には成り立ちません。 選べるのは中身のほうです。

3つめ、羽毛が少し出るのは、基準の想定内です。 完全にゼロを期待して選ぶ意味はありません。

4つめ、側生地の数字を書いている商品があれば、それは義務を超えて出している情報です。

通気度を書いている店は、当サイトが見た範囲ではありませんでした。もし書いてあれば、それ自体が判断材料になります。

案内する男の子
どこを見るか商品ページで側生地について読めるのは、「組成」の行だけと割り切ってください。その行の%を見たら、次は中身の欄に移ります。ダウンの率・産地・ゴールドラベルの等級です。この記事で値段の差が付いていたのは、そちらでした。
考えている女の子
質問綿45%の商品がいちばん高い層に入っていました。綿が多いほど良い生地なんですか?
指を立てた男の子
答えこの記事の数字からは言えません。綿45%のシングル2点は52,800円と59,400円で、その差は中身の羽毛でした。生地の%が値段を決めている、とは読めない数字です。
気づいた女の子
なるほど「綿が多い=上等」と決めずに、中身の欄で比べるんですね。
羽毛が布団から出てくる経路は、生地の織り目だけではありません。縫い目もあります。JIS L 4403は縫い目の針数(3cm間に8針以上など)を決めていますが、これは綿ふとんの規定です。

まとめ

ノートを開いたまとめ役の男の子
この記事のまとめ
  1. 羽毛布団56点の側生地は3種類だけで、綿100%は0点。生地で商品を絞る選び方は成り立ちません
  2. 同じ生地で38,500円と82,500円。値段の差は中身の羽毛で付いていました
  3. 側生地の数字を決めた基準は、法律にもJISにも業界団体にもありません。羽毛が少し出るのは、検査の基準でも合格の側です
  • ⭐実際に売られている羽毛布団56点を数えて、綿100%は0点。最も綿が多いもので45%でした
  • 56点が使う生地は3種類だけ。 同じ生地が12,100円の商品にも82,500円の商品にも使われています
  • サイズをそろえて比べると、同じ生地で38,500円と82,500円。差は中身の羽毛(ダック93%→グース95%)でした
  • 番手・打ち込み本数・通気度を書いた商品は0点。 書く義務がありません
  • 品質表示法が求めているのは「糸を組成する繊維」だけです
  • JIS L 4403の生地の規定は「皮膚に害を与えない良質のもの」。数字は寸法変化±4%以下と染色堅ろう度だけで、羽毛ふとんの特別な規定はありません
  • 日羽協のゴールドラベルも「優良な側生地」で、数値基準は公表されていません
  • ⭐数字を出しているのは民間の検査機関で、羽毛使用品は通気性3㎝³/㎝²・s以下(羊毛・合繊は5以下)
  • ⭐その基準でも、中わたの吹出しは「認められる(目立たない)」で合格です
  • 「新合繊」は指定用語ではありません。表示のうえでは「ポリエステル」です

中身の羽毛の等級は、羽毛布団のゴールドラベルは4種類にまとめています。

エムールで羽毛布団を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます
快眠タイムズで寝具を探す ※ 販売サイトに移動します

この記事の出典

この記事は、羽毛布団の側生地について、次の4つの資料を読んだものです。

  1. 家庭用品品質表示法(繊維製品品質表示規程)の条文
  2. JIS L 4403「ふとん」の本文
  3. 日本羽毛製品協同組合のゴールドラベルの説明
  4. ボーケン品質評価機構が公表している品質基準一覧表

商品の集計は、エムールの羽毛掛け布団カテゴリ56点の商品ページから「組成」欄と価格を取得したものです。すべて2026年8月24日に確認しました。

集計について。 点数は1商品1サイズとして数えています。価格は各商品ページの表示価格(税込)です。

「番手0点」「通気度0点」などは、商品名と商品ページの本文に該当する語があるかを機械的に数えた結果です。画像の中に書かれている可能性までは確認できていません。

組成の3種類は、表記のゆれをまとめたうえでの分類です。読点の有無や説明の文言の違いは、同じ組成として数えました。掲載点数と価格は変動します。

「数値基準がない」という書き方について。 これは当サイトが上の4つの資料を読んだ範囲での結果です。業界内部の取引基準や、各社が個別に定めた社内基準までは確認できていません。

関連記事