PR NEDOKO

ミクロガードのプレミアムとスタンダードの違いは?4グレード比較

案内役

そもそも、どんな商品か

ミクロガード(薬剤を使わず生地の織り方でダニを通さない防ダニ寝具カバー)の、4つのグレード(プレミアム・スタンダード・モイスチャー・プロテクター)を比較した記事です。

布団本体やマットレスではなく、掛け布団カバーやシーツなどかぶせるカバー類の話です。

まず結論だけ

  • ダニ対策が目的ならスタンダードで足ります。ダニ遮断率100%は4グレード共通です
  • プレミアムを選ぶ理由は、ダニではなくハウスダスト。99%の数値が出ているのはプレミアムだけです
  • 化学繊維の肌ざわりが苦手な人、キングサイズが必要な人はモイスチャーです
  • プロテクターは安いグレードではなく、今のカバーの下に入れるインナーカバーです

4グレードの比較を見る →

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

ミクロガードを買うと決めたあと、最後に引っかかるのがグレード選びだと思います。掛け布団カバーのシングルで比べると、いちばん安いプロテクターが3,960円、いちばん高いプレミアムが15,400円。4倍近い開きがあります。

公式サイトの説明は、それぞれのグレードの良いところを並べる形です。「結局どれを選べばいいのか」は、自分で判断するしかありません。プレミアムとスタンダードの差額6,600円で何が変わるのかも、はっきりとは書かれていません。

案内する男の子
どこを見るか「良いところ」の説明は、いったん読み飛ばしてかまいません。見るのは公表されている数字と、公表されていない数字の2つです。差額6,600円の意味を決めているのは、じつは後者(スタンダードのハウスダスト遮断率が公表されていないこと)のほうでした。

そこで、公式が公表している試験データと価格を突き合わせて、差額に見合うものが手に入るのかどうかという観点で整理しました。

価格・データは2026年8月13日に確認し直しています(初回調査は7月30日)。価格は動いていませんでした。

結論:迷ったらスタンダード

先に答えを書きます。

ダニ対策が目的なら、スタンダード(掛け布団カバーS・8,800円)で足ります。 ダニ遮断率100%は4グレードすべて共通で、ここに差はありません。

プレミアム(15,400円)を選ぶ理由になるのは、ダニそのものではなくハウスダストです。 ダニの死骸やフン、花粉まで含めた「ハウスダスト遮断率99%」という数値があります。公表しているのは4グレードのうちプレミアムだけです。

すでにアレルギー症状が出ている場合は、この差額に意味があります。

化学繊維のつるつるした肌ざわりが苦手な人、キングサイズが必要な人はモイスチャー(12,100円)です。 どちらもモイスチャーにしかない利点です。クイーンだけなら、プレミアムのBOXシーツにもあります。

プロテクター(3,960円)は、ほかの3つとは別物です。 今使っているカバーの下に入れるインナーカバーです。「安いグレード」ではなく「今の寝具を変えずに防ダニ機能を足す道具」だと考えてください。

考えている女の子
質問いちばん高いプレミアムが、いちばんダニを防ぐんですよね?
指を立てた男の子
答えダニに対しては4グレードとも同じ100%です。値段が4倍近く違っても、ダニを止める力に差はありません。差があるのはダニ以外の部分です。
気づいた女の子
なるほどじゃあ「高い=ダニに強い」ではないんですね。差額は、ダニとは別のものに払っている、と。
親指を立てた男の子
結論選ぶ順番は値段ではありません❶症状が出ているか(出ていればプレミアム)❷化学繊維が苦手か・キングが要るか(要ればモイスチャー)❸今のカバーを変えたくないか(変えたくなければプロテクター)。どれでもなければスタンダードです。

以下、その根拠です。

4グレードの比較:ダニ遮断率は同じで、差がつくのは発塵性と値段です

グレード 税込価格
(掛け布団
カバーS)
発塵性 特徴 向いている人
プレミアム 15,400円 41.9個 ハウスダスト
遮断率99%の
公表値は
これのみ。
静電気防止あり
症状が出ていて
ハウスダストも
対策したい人
スタンダード 8,800円 164.0個 基本の防ダニ
性能。価格と
性能の
釣り合いが最良
予防目的の人
モイスチャー 12,100円 361.0個 レーヨン交織で
しっとり。
キングが
あるのは
これだけ
化学繊維が苦手/
大きいサイズが
必要な人
プロテクター 3,960円 12.6個 インナー
カバー。
洗濯は
2〜3か月に1回
今の寝具を
変えたくない/
少額で試したい
(参考)
綿100%生地
13,725個
メジャーを持った解説役のふくろう
ことばの説明発塵性(はつじんせい)は「防ぐ力」ではなく「出す量」です。生地自身が出す細かいちりの数で、数字が小さいほどホコリを出しにくいという意味になります。ダニを通すかどうかとは別の話です。

乾燥速度は表から外しました。あとで書くとおり、グレード選びの決め手にならないためです。参考値は次のとおりです。

  • プレミアム=13.5分
  • スタンダード=18.1分
  • プロテクター=26.2分
  • モイスチャー=33.5分
  • (参考)綿100%生地=40.7分

いずれも水分率100%から10%になるまでの時間です。

ダニ遮断率は全グレード100%です。表に入れていないのは、差がつかないからです。

虫めがねを持った男の子
確かめ方公式通販では、プレミアムは「プレミアム(RENEWAL)」という名前で並んでいます。「RENEWAL」の付かないプレミアムを探しても出てきません。この表のプレミアムは、その名前のものです。

出典:ミクロガードの特長・試験データ公式通販 商品一覧公式通販FAQ(いずれも確認日 2026-08-13)

モイスチャーの361.0個は「ダニを通しやすい」という意味ではありません

表を読むうえで、ここを間違えると判断を誤ります。

モイスチャーの361.0個は、ダニ遮断率100%のままの数字です。生地から出るホコリが、ほかのグレードより多いという意味でしかありません。

比較対象として置かれている綿100%生地は13,725個です。モイスチャーはその約38分の1にあたります。4グレードの中では最も多いのですが、ふつうの綿のシーツと比べればはるかに少ない位置です。

4グレードの発塵性と綿100%生地 生地から出るちりの数(0.3〜0.5μmの粒子) プレミアム 41.9個 スタンダード 164.0個 ← プレミアムの約4倍 モイスチャー 361.0個 プロテクター 12.6個 いちばん少ないが、内側に入れるカバー 綿100%生地 13,725個 → 目盛りの外です 綿はモイスチャーの38倍、プレミアムの約328倍の量になります 0 100 200 300 400 ← 少ない ちりの数(個) 多い →
図:生地から出るちりの数。青い帯が4グレード、オレンジが綿100%生地です。綿の13,725個は目盛りに収まらないので、帯を途中で切っています。
指を立てたふくろう
ここがポイント図で見ると、4グレードどうしの差より、綿との差のほうがずっと大きいと分かります。グレード選びでこの数字が効くのは、プレミアムとスタンダードの間の約4倍だけです。モイスチャーとプロテクターは、この数字で選ぶグレードではありません。
メモ帳と定規を持ったふくろう
数え方この数字はタンブリング式ドラムで測った0.3〜0.5μmの粒子数です。寝室の空気を測った数ではありません。実際にどれだけホコリが舞うかは、洗濯の頻度や部屋の条件でも変わります。
この記事は公開されている情報を整理したものです。アレルギー症状の改善を保証するものではありません。症状でお困りの場合は医療機関にご相談ください。
ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

プレミアムとスタンダードの6,600円差で何が手に入るか

掛け布団カバーのシングルで、プレミアム15,400円、スタンダード8,800円。差額は6,600円で、価格は約1.75倍になります。この差で変わるものは3つ確認できました。

差額6,600円で変わるもの 差額6,600円で変わるもの(掛け布団カバーS) スタンダード 8,800円 プレミアム 15,400円 ハウスダスト遮断率 公表なし 99% 50回洗濯した後の数字 発塵性(ちりの数) 164.0個 41.9個 約4分の1に減る 乾燥速度 18.1分 13.5分 差4.6分 静電気防止 あり 色の付いた3段に6,600円を払います。乾燥の4.6分は数に入れません 数字はいずれも公式の試験データ(テクセット調べ)です
図:プレミアムとスタンダードで違う4つの項目。オレンジの段が差額に含める価値のあるもの、灰色の段が決め手にならないものです。

1つめは、ハウスダスト遮断率の公表値です。 これがいちばん大きい差だと考えています。

「ハウスダスト遮断率99%」という数値が出ているのはプレミアムだけです。測定条件は次のとおりでした。

  • 50回洗濯した後
  • コナヒョウヒダニ排泄物由来アレルゲン(Der f 1)に対して

新品時の数字ではなく、洗濯を繰り返した後の数字です。条件としては厳しめの出し方になります。

一方スタンダードについては、ダニ遮断率100%は明記されていますが、ハウスダスト遮断率にあたる数値は公表されていません。

翼を広げたふくろう
ここは分かりませんスタンダードが99%に届かないのか、測っていないだけなのかは、公式サイトからは分かりません。「公表されていない」を「劣る」と読まないでください。言えるのは、数字の裏付けがあるのはプレミアムだけ、というところまでです。

生きたダニを通さないことと、ダニの死骸やフンといった細かいアレルゲンを通さないことは別の性能です。アレルギー症状が実際に出ている人にとって問題になるのは、後者です。そこに数値の裏付けを求めるなら、プレミアムを選ぶ理由になります。

2つめは、生地から出るホコリの量です。 発塵性は164.0個から41.9個に減ります。約4分の1です。

ハウスダスト対策として寝具カバーを替えるのに、そのカバー自身がホコリを出しているのでは意味が薄れます。この観点では、41.9個と164.0個の差は無視できません。

3つめは、乾燥の速さと静電気です。 乾燥速度は18.1分から13.5分になります。差は約4.6分です。

比べる相手を変えると、印象が変わります。綿100%生地は40.7分です。スタンダードの18.1分でも半分以下でした。

この4.6分に6,600円払う価値があるとは考えにくく、乾燥速度は決め手にはならないと思います。

考えている女の子
質問乾くのが4.6分速いのは、洗濯する側にはうれしい差じゃないですか?
指を立てた男の子
答え綿のカバーが40.7分で、スタンダードの18.1分でも半分以下です。乾きやすさが欲しいだけなら、スタンダードで足ります。4.6分に6,600円は割に合いません。
気づいた女の子
なるほど乾きやすさはミクロガード全体の利点で、プレミアムだけの利点ではないんですね。

静電気については、ブランドサイトのFAQに書かれていました。プレミアムのリニューアルについての記述です。

新たに静電気防止機能と風合い改善を施しました

冬場のパチパチが気になる人には効いてくる部分です。

耐用年数は、公式通販のFAQで「通常4〜5年」とされています。プレミアムのシングル掛け布団カバー15,400円を、5年使うとします。1年あたり約3,080円です。

スタンダードなら約1,760円になります。年あたり1,300円ほどの差と考えると、印象は変わってくるかもしれません。

ノートを開いた男性
計算メモ差額6,600円を5年で割ると1年あたり1,320円、1か月あたりでは約110円です。5年は公式が示す耐用年数の上限なので、4年で使い切るなら1か月あたり約138円になります。月に110〜138円で「99%の裏付け」を買う、というのがこの差額の中身です。
指を立てた男の子
ここがポイント差額6,600円のうち、乾燥速度の4.6分は数に入れないでください。払う意味があるのはハウスダスト遮断率の公表値発塵性が約4分の1になること、それに静電気防止の3つです。

出典:ブランドサイトFAQ公式通販FAQ(確認日 2026-08-13)

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

モイスチャーは肌ざわりとキングサイズで選ぶグレードです

モイスチャーは、スタンダードより3,300円高いのに発塵性の数字は悪くなります。性能と値段の軸で見ると、選ぶ理由が見つかりません。それでも選ぶ人がいる理由は、別の軸にあります。

考えている男の子
ここが分かりにくい比較表を値段順に読むと、モイスチャーは「スタンダードより高くて、ホコリは多い」にしか見えません。この見出しの下で確かめたのは、その読み方が正しいかです。結論は、値段と性能の軸に乗せて比べる相手ではない、でした。

グッドデザイン賞が評価したのは、防ダニ性能ではありません

ここは他のサイトであまり触れられていない部分です。

モイスチャーは4グレードで発塵性の数値が最も高く、361.0個です。それにもかかわらず、2023年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

防ダニ寝具として性能面で劣るものが、なぜ評価されたのか。受賞ページを読むと、理由ははっきりしていました。

グッドデザイン賞が評価したのは、防ダニ性能ではなく「使い心地」の改善です。

受賞ページには、開発の背景としてこう書かれています。従来のミクロガードは、次の3つの声を受けていました。

  • ダニを対策したいけれど化学繊維の肌触りが苦手
  • 生地がツルツルで布団が滑り落ちる
  • シャカシャカとした摩擦音が気になる

その課題を解決するために、植物由来で水分率の高いレーヨン繊維との交織にたどり着いた、というのが開発の経緯です。

素材はポリエステル60%・レーヨン40%。従来のポリエステル防ダニ生地に比べて約10倍の水分率を持つ保湿生地だと説明されています。副次的に静電気の発生も軽減した、という書き方もあります。

ペンを持ったふくろう
ことばの説明交織(こうしょく)とは、性質の違う2種類の糸を交ぜて1枚の生地に織ることです。モイスチャーはポリエステルの糸にレーヨンの糸を交ぜています。ポリエステルが6割残るので、綿のカバーそのものの肌ざわりになるわけではありません

審査委員の評価コメントも、防ダニ性能ではなく風合いの改善に向けられていました。

防ダニ効果を維持しながら、生地の風合いを改善するために、レーヨンとの交織という解決策が取られた

水分率の高さやドレープ性のデータをユーザーに提示することで、その詳細を分かりやすく伝えている

矛盾ではなく、評価されている軸が違うということでした。ダニ遮断率100%という前提を保ったうえで、肌ざわりの不満を解いたことが受賞理由です。

指を立てた女の子
質問モイスチャーは発塵性が4グレードで最悪の361.0個なのに、なぜグッドデザイン賞なんですか?
指を立てた男の子
答え評価されている軸が違うからです。賞が見たのは防ダニ性能ではなく肌ざわりの改善でした。ダニ遮断率100%は保ったまま、化学繊維が苦手という声に応えた点が受賞理由です。
気づいた女の子
なるほどじゃあ賞を取っているから性能がいい、という読み方はできないんですね。
翼を広げたふくろう
ここは分かりません発塵性が361.0個と高い理由は、公表されていません。レーヨンを交ぜたせいなのか、別の理由なのか、受賞ページにも公式サイトにも説明がありませんでした。分からないまま、数字だけがある状態です。

キングサイズがあるのはモイスチャーだけです

サイズ展開も確認しました。キングサイズがあるのはモイスチャーだけです。

  • モイスチャー 掛け布団カバー キング=18,700円
  • モイスチャー BOXシーツ キング=15,400円

クイーンは2グレードにあります。

  • モイスチャー 掛け布団カバー=16,500円/BOXシーツ=13,200円
  • プレミアム BOXシーツ17,600円

スタンダードとプロテクターはダブルまでです。大きいベッドを使っている場合、選べる幅はモイスチャーが明確に広くなります。

案内する男の子
どこを見るか比較表の12,100円はシングルの値段です。キングの掛け布団カバーは18,700円で、プレミアムのシングル15,400円より高くなります。キングが要る人は、比較表ではなくこの段の値段で予算を組んでください

出典:グッドデザイン賞 受賞対象ページ(掛け布団カバー ミクロガード®モイスチャー・受賞番号23G040223)モイスチャー製品紹介公式通販 商品一覧(受賞情報は確認日 2026-07-30/価格は確認日 2026-08-13)

発塵性も遮断率も、測ったのは売り手自身です

グレード選びの判断材料として、もうひとつ確認できたことを書いておきます。

公式が示している発塵性・乾燥速度・遮断率のデータには、いずれも「テクセット調べ」と書かれています。そしてグッドデザイン賞の受賞企業として書かれているのも「株式会社テクセット」です。

このテクセットは、ミクロガードの販売元である「帝人アクシア株式会社」と同一の会社でした。2025年4月1日付で商号変更されています。帝人フロンティアの100%子会社です。

公表されている試験データは、第三者機関による測定ではありません。製造・販売する側が自ら測定した数値だと読むのが自然です。数値そのものを疑う根拠はありませんが、独立した第三者の検証ではないという前提で見ておくのが妥当だと思います。

虫めがねを持った男の子
確かめ方試験データに「◯◯調べ」と書いてあったら、その社名を検索してみてください。今回は「テクセット調べ」が販売元と同じ会社でした。社名が違って見えても、商号変更や子会社で同じ会社のことがあります。

出典:帝人フロンティア 商号変更のお知らせ帝人アクシア株式会社 会社情報(確認日 2026-08-13)

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

プロテクターは「安いグレード」ではなく、今のカバーの下に入れる道具です

プロテクターは掛け布団用が3,960円、枕用が1,650円と、価格だけ見れば圧倒的に安く見えます。ただ位置づけが他の3つと違うので、そこを理解しないまま選ぶと期待外れになります。

プロテクターはインナーカバーです。布団やマットレスに直接かけて、その上から今使っているお気に入りのカバーをかける、という使い方をします。公式の説明も「今お使いの寝具カバーに防ダニ効果をプラス」というものです。

天然素材のカバーやデザイン性の高い寝具を使い続けたい人向け、と位置づけられています。

考えている女の子
質問発塵性はプロテクターの12.6個がいちばん少ないんですよね。ホコリ対策なら、これがいちばん強いんじゃないですか?
指を立てた男の子
答えプロテクターは内側に入れるカバーです。上に綿のカバーをかければ、部屋に出るホコリはその綿(13,725個)次第になります。12.6個は、表に出てこない数字です。
気づいた女の子
なるほどプロテクターは「布団にダニを入れない」道具で、「部屋のホコリを減らす」道具ではないんですね。

洗濯頻度も違います。プレミアム・スタンダードは2週間に1回程度が目安です。プロテクターは2〜3か月に1回、季節の変わり目ごととされています。

その代わり、上にかける綿などのカバーは毎日〜2週間に1回、頻度高く洗うようにと書かれています。

手のひらを向けたふくろう
気をつけること「2〜3か月に1回」は、上のカバーをこまめに洗う前提とセットの目安です。少なくて済むのはプロテクター側を洗う回数だけで、洗濯の手間がまるごと減るわけではありません。上のカバーの洗濯回数を減らす目的で入れるものではない、ということです。

プロテクターが向くのは、「布団の中にダニを入れたくない。でもカバーの見た目や肌ざわりは今のままがいい」という人です。

ホコリそのものを減らしたいのであれば、表に出るカバー自体をプレミアムかスタンダードにするほうが筋が通ります。これは公式の説明ではなく、数値から読める理屈です。

ノートを開いた男性
計算メモ今の綿カバーを残してプロテクター3,960円を足す買い方と、スタンダード8,800円に替える買い方の差は4,840円です。この4,840円で買っているのは、「今のカバーを捨てなくていい」という点だけです。部屋に出るホコリは、綿のカバーのままです。

出典:プロテクター製品紹介公式通販FAQ(確認日 2026-08-13)

口コミの不満3つは、モイスチャーが解こうとしたものと同じです

グレード選びに関わる部分だけ触れておきます。

第三者のレビューサイトで繰り返し出てくる指摘は、次の3点でした。

  • 生地が滑って寝具がズレる・落ちる
  • シャカシャカとした音が気になる
  • つるつるして冷たい

いずれも高密度ポリエステルという素材の性質から来るものです。

グレード選びの話として重要なのは、この不満を正面から解決するために作られたのがモイスチャーだということです。さきほど書いたとおり、まさにこの3つの声を受けて開発された、と受賞ページに書かれています。

「効果は欲しいが化学繊維の感触が苦手」という人は、価格順にスタンダードを選ばないでください。モイスチャーを選んだほうが満足度は高いと考えられます。

メモ帳と定規を持ったふくろう
数え方この3つは、複数の情報源で共通して出てきた不満です。グレード別には集計されていません。だから「モイスチャーなら滑らない」とは、口コミからは言えません。言えるのは、その不満を解くために作られたというところまでです。

デメリットについてはミクロガードのデメリットを調べた記事にまとめてあります。公式サイト間で書いてあることが食い違っている点や、他社の防ダニ寝具との方式の違いもそちらに書いています。買うかどうかを決めかねている段階の方は、先にそちらを読んでいただくほうがよいと思います。

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます

開封したら返せません。買う前に確かめる4つの条件

グレードを決める前に、知っておいたほうがよい条件です。

返品は商品到着後8日以内の連絡が必要で、開封済みのものは受け付けられません。 お客様都合の返品は「基本的にお受け致しかねます」とされており、送料も自己負担になります。

開封したら返せない前提で選ぶ必要があります。 肌ざわりが合うかどうかを確かめてから本命を買う、という順序が現実的です。

送料は全国一律550円で、税込5,500円以上で無料になります。 プロテクターの枕用1,650円だけを買うと送料がかかるので、実質2,200円になります。

ノートを開いた男性
計算メモ枕用インナー1,650円に、スタンダードの枕カバー2,750円を足しても4,400円です。送料が無料になる5,500円には、まだ届きません。枕カバーで試す段階では、送料550円は払う前提で見ておいてください。

衣類乾燥機(タンブルドライ)は使えません。 洗濯ネットは必須で、漂白剤も不可です。乾燥速度が速いのは室内干しでの話だと考えてください。

洗濯頻度と耐用年数は、公式サイト間で書いてあることが一致していません。

  • ブランドサイト=「1週間に1回の洗濯で通常3〜5年」
  • 公式通販=「2週間に1回程度が目安」「通常4〜5年」

どちらが最新かは判断できませんでした。同梱の取扱表示に従うのが確実です。

手のひらを向けたふくろう
気をつけること開封したら返せません。お客様都合の返品は原則不可で、連絡の期限も到着後8日以内です。肌ざわりが合うかどうかは、開ける前には分かりません。だから安い枕カバーで先に確かめる順序が要ります。

出典:特定商取引法に基づく表記ご利用ガイドブランドサイトFAQ公式通販FAQ(いずれも確認日 2026-08-13)

グレードごとに向いている人/慎重になったほうがよい人

プレミアムが向くのは、すでにアレルギー症状が出ている人です。ダニの死骸・フン・花粉まで含めた対策に、数値の裏付けを求める場合が当てはまります。静電気が気になる人にも利点があります。

慎重になったほうがよいのは、まだ症状が出ておらず予防目的の場合です。ダニ遮断率100%はスタンダードでも同じなので、差額6,600円の意味は小さくなります。

スタンダードが向くのは、予防としてまず標準的な防ダニ性能を確保したい人です。価格と性能の釣り合いがいちばん取れています。

慎重になったほうがよいのは、ハウスダスト遮断率の数値を重視する場合です。その数値は公表されていません。

モイスチャーが向くのは、化学繊維の肌ざわりが苦手な人、寝具が滑るのが嫌な人、キングサイズが必要な人です。慎重になったほうがよいのは、生地から出るホコリを最小限にしたい人です。4グレードで最も数値が高く、価格もスタンダードより3,300円高くなります。

プロテクターが向くのは、今のカバーの見た目や肌ざわりを変えたくない人、少額で生地を試したい人です。慎重になったほうがよいのは、寝室のホコリ自体を減らしたい場合です。上にかけるカバー次第で効果の見え方が変わります。

案内する男の子
どこを見るか4グレードを1つの軸で並べようとしないでください。プレミアムとスタンダードは同じ軸(性能と値段)ですが、モイスチャーは肌ざわりの軸、プロテクターは使い方の軸です。自分がどの軸で困っているかを先に決めます。

まとめ

ミクロガードのグレード選びは、ダニ遮断率100%が全グレード共通であるという前提を押さえると単純になります。差がつくのはそこではありません。

予防目的ならスタンダード8,800円で足ります。症状が出ていてハウスダストまで対策したいなら、99%の公表値があるプレミアム15,400円を選ぶ理由があります。

差額6,600円の中身は3つです。ハウスダスト遮断率の裏付けと、発塵性が約4分の1になること、そして静電気防止です。乾燥速度の4.6分差は決め手になりません。

化学繊維の感触が苦手なら、価格を基準にせずモイスチャー12,100円を選んでください。まさにその不満を解決するために開発され、グッドデザイン賞もその点を評価しています。

キングサイズが必要な場合も、選べるのはモイスチャーだけです。クイーンはプレミアムのBOXシーツにもあります。

開封すると返品できません。迷っているなら、次の順序がいちばん損をしにくいと思います。

  1. 1,650円のプロテクター枕用インナーか、2,750円のスタンダード枕カバーで生地を確かめる
  2. そのうえで本命のグレードに進む
ノートを開いたまとめ役の男の子
この記事のまとめ
  1. ダニ遮断率100%は4グレード共通です。ここでは差がつかないので、値段の順に並べても意味がありません
  2. プレミアムの差額6,600円で買えるのはハウスダスト遮断率99%の公表値と、発塵性が約4分の1になることです
  3. 開封すると返品できません。1,650円の枕用インナーで生地を確かめてから本命に進むのが、いちばん損をしにくい順序です

その枕カバーの選び方は防ダニ枕カバーの4種類を価格とサイズで比較した記事に詳しく書いています。50×70cmの枕を使っている場合は、選択肢がひとつに決まります。

高密度織りとは、糸を細かく詰めて織り、ダニが通れないほど目を細かくする方式です。薬剤を使う「防ダニ加工」と何が違うのかは、2つの方式の違いを調べた記事に整理しました。

どのグレードを選んでも、ミクロガードは薬剤を使わない側の製品です。

昼のデスク環境についてはオフィスコムの椅子について調べた記事に書いています。

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 写真と価格は公式サイトで見られます
ダニ捕りロボ公式サイトを見る ※ 販売サイトに移動します

この記事の出典

この記事は、掲載されている情報を確認して書いたものです。見たのはミクロガードのブランドサイト・公式通販・グッドデザイン賞の受賞ページです。

初回調査は2026年7月30日です。試験データ・価格・洗濯条件・会社情報は、2026年8月13日に確認し直しました。グッドデザイン賞の受賞情報だけは除きます(価格に変更はありません)。

関連記事