防ダニ枕カバーの選び方は?ミクロガード4種を価格とサイズで比較
そもそも、どんな商品か
ミクロガードの防ダニ枕カバー(薬剤を使わず生地の織り方でダニを通さないタイプの枕カバー)の種類と選び方についての記事です。
布団やマットレスではなく、枕にかぶせるカバーだけの話です。掛け布団カバーの選び方は別記事にまとめています。
まず結論だけ
- 50×70cmの枕なら、選べるのはモイスチャーだけです。ほかは43×63cm用しかありません
- 43×63cmの標準サイズなら4種類から選べます
- ダニ遮断率100%は4種類とも共通。普通に枕カバーとして使うならスタンダードで足ります
- プロテクターだけは役割が違い、今の枕カバーの下に入れるインナーカバーです
ダニが気になって寝具を替えたくても、掛け布団カバー1枚で1万円を超えると手が出ません。枕カバーなら1,650円から試せます。顔が直接触れる場所なので、効果を実感しやすい部分でもあります。
いざ選ぼうとすると4種類あり、価格は1,650円から3,520円まで開きがあります。
調べて分かったのは、多くの人は価格ではなく、枕のサイズで選択肢が決まるということです。この記事では、先に自分の枕のサイズを測り、そのサイズで選べるものを見る順番で書きました。
価格・仕様は2026年8月13日に確認し直しています(初回調査は8月3日)。
結論:枕のサイズを測れば、選ぶものはほぼ決まります
先に答えを書きます。枕のサイズは、枕本体のタグか実寸で確かめてください。
- 50×70cmの枕 … 選べるのはモイスチャー3,520円だけです。ほかの3種類にこのサイズはありません
- 43×63cmの枕 … 4種類から選べます
43×63cmの枕なら、目的で決まります。
表は横にスクロールできます
| 目的 | 選ぶもの | 税込 |
|---|---|---|
| とりあえず 生地を試したい |
プロテクター | 1,650円 |
| 普通に枕カバー として使う |
スタンダード | 2,750円 |
| アレルギー症状が 出ている |
プレミアム | 3,300円 |
| 化学繊維の肌ざわりが 苦手 |
モイスチャー | 2,970円 |
ダニ遮断率100%は4種類すべて共通です。ハウスダスト遮断率99%の公表値があるのはプレミアムだけで、スタンダードとの差額は550円です。プロテクターだけはインナーカバーで、ほかの3つとは役割が違います。

以下、その根拠です。
4種類の比較
商品名を押すと、公式通販のそのグレードのページが開きます。
表は横にスクロールできます
| グレード | 対応する枕 | 税込価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| プロテクター | 43×63cm | 1,650円 | インナー カバー。 上に今の カバーを かける |
| スタンダード | 43×63cm | 2,750円 | 基本の 防ダニ性能 |
| モイスチャー | 43×63cm 50×70cm |
2,970円 3,520円 |
レーヨン 交織で しっとり。 50×70cmは これだけ |
| プレミアム | 43×63cm | 3,300円 | ハウスダスト 遮断率99%の 公表は これのみ |
ダニ遮断率は4種類とも100%です。表に入れていないのは、差がつかないからです。
生地そのものからどれだけホコリが出るかは「発塵性」という数値で公表されています。発塵性とは、生地から出る細かいちりの量のことです。小さいほどホコリが出にくい、という意味になります。
- プロテクター … 12.6個
- プレミアム … 41.9個
- スタンダード … 164.0個
- モイスチャー … 361.0個
- 参考:綿100%生地 … 13,725個
数えたのは0.3〜0.5μmの粒子で、テクセット調べです。
出典:公式通販 商品一覧(確認日 2026-08-13)/ミクロガードの特長・試験データ(確認日 2026-08-13)

「45×65cm」と書いてあっても、43×63cmの枕用です
プレミアムとスタンダードの商品名は、こう書かれています。
枕カバー 45×65cm(43×63用)
数字が2つ出てきて紛らわしいのですが、意味は次のとおりです。
- 43×63cm … 中に入れる枕本体のサイズ
- 45×65cm … カバー自体のサイズ
枕がぴったり入るように、カバーは少し大きく作られています。43×63cmの枕を使っているなら、これが正しい商品です。カバーのサイズのほうを見て「自分の枕と違う」と判断しないよう気をつけてください。
モイスチャーだけは「43×63cm用」と、枕本体のサイズで書かれています。「50×70cm用」も同じ書き方です。



50×70cmの枕なら、モイスチャーに決まります
これがこの記事でいちばん伝えたい点です。公式通販で確認したところ、50×70cmに対応する枕カバーはモイスチャーだけでした。価格は3,520円です。
プレミアム・スタンダード・プロテクターには、このサイズがありません。ここで選択肢が1つに決まるので、価格を比べる意味がなくなります。
50×70cmは、ホテルで使われるような大きめの枕によくあるサイズです。心当たりがあるなら、注文する前に必ず枕のタグか実寸を確認してください。 43×63cm用を買ってしまうと入りません。
返品は原則できないので、ここは事前に確かめる価値があります。大きいサイズがモイスチャーにしかないのは、掛け布団カバーでも同じです。クイーン・キングもモイスチャーだけです。



プロテクター1,650円は、いちばん安い枕カバーではありません
1,650円という価格を見て「いちばん安い枕カバー」だと思って買うと、期待と違うことになります。プロテクターは「枕用インナーカバー」です。 枕に直接かけて、その上から今使っているお気に入りの枕カバーをかけるという使い方をします。
素材はポリエステル100%で、丸洗いできます。顔に触れるのは、今までどおり自分の枕カバーです。肌ざわりを変えたくない人、柄物や気に入った枕カバーを使い続けたい人に向いています。
洗濯の頻度も違います。
- プレミアム・スタンダード … 2週間に1回程度が目安
- プロテクター … 2〜3か月に1回、季節の変わり目ごと
- 上にかける普通の枕カバー … 頻度高く洗う

ここで注意しておきたい点があります。プロテクターの発塵性12.6個という数字は、単独では活きにくいということです。上に綿の枕カバーをかけるなら、顔のまわりに出るホコリは上のカバーの性質で決まります。
綿100%生地は13,725個です。これは公式の説明ではなく、数値から読める理屈です。ホコリそのものを減らしたいなら、表に出るカバー自体を替えるほうが筋が通ります。
出典:プロテクター 枕用インナーカバー/公式通販FAQ(確認日 2026-08-13)
枕カバーは顔が触れるので、肌ざわりとホコリを両方見ます
掛け布団カバーとは事情が違う点が2つあります。
1つめは、顔が直接触れることです。 肌ざわりの影響がいちばん大きい部位です。化学繊維のつるつるした感触が苦手な人は、枕カバーこそモイスチャーを選ぶ意味があります。
モイスチャーはポリエステル60%・レーヨン40%の交織(こうしょく)です。交織とは、種類の違う糸を組み合わせて織ることです。レーヨンは木材パルプから作られる繊維で、化学繊維でありながら綿に近いしっとりした肌ざわりになります。
まさに「化学繊維の肌触りが苦手」という声を受けて開発されたものです。
ひとつ但し書きがあります。モイスチャーは発塵性が4種類で最も高く、361.0個です。顔のすぐそばでホコリが出ることをどう考えるかは、判断が分かれるところです。
とはいえ綿の生地と比べれば約38分の1です。普通の綿の枕カバーよりはるかに少ない、という位置関係になります。

2つめは、皮脂や汗が付きやすいことです。 掛け布団カバーより汚れやすいので、洗濯の回数が増えます。洗濯を繰り返しても効果が落ちないかは、気になるところです。
公表されている「ハウスダスト遮断率99%」は、50回洗濯した後の数値として出されています。プレミアムの場合で、コナヒョウヒダニの排泄物に由来するアレルゲン「Der f 1」に対する数字です。アレルゲンとは、アレルギーの原因になる物質のことです。
洗濯前提の数字が出ている点は、条件としては良心的です。



買う前に確認しておきたい条件
枕カバーだけ買うと送料がかかります。
- 送料 … 全国一律550円
- 送料無料になる条件 … 税込5,500円以上
- 1,650円のプロテクターだけを注文 … 実質2,200円
掛け布団カバーなど他のものと一緒に注文するか、送料込みでも納得できる金額かを考えてから決めてください。
返品は商品到着後8日以内の連絡が必要で、開封済みのものは受け付けられません。 サイズを間違えても、開けてしまうと戻せません。注文前の実寸確認が重要です。
衣類乾燥機(タンブルドライ)は使えません。 洗濯ネットは必須、漂白剤も不可です。

出典:ご利用ガイド/特定商取引法に基づく表記(確認日 2026-08-13)
公表されている試験データは自社試験です。 データにある「テクセット調べ」のテクセットは、販売元の帝人アクシア株式会社の旧社名です。2025年4月1日付で商号変更された、同一の会社でした。
数値を疑う根拠は見つかりませんでした。独立した第三者の検証ではない、という前提で見ておくのが妥当です。詳しくはミクロガードのデメリットを調べた記事に書いています。
向いている人/慎重になったほうがよい人
表は横にスクロールできます
| グレード | 向いている人 | 慎重になったほうがよい人 |
|---|---|---|
| プレミアム 3,300円 |
すでにアレルギー症状が出ていて、 数値の裏付けを求める人 |
とくにありません |
| スタンダード 2,750円 |
予防目的の人。 ダニ遮断率100%は共通 |
とくにありません |
| モイスチャー 2,970円/3,520円 |
50×70cmの枕を使っている人。 化学繊維の肌ざわりが苦手な人 |
顔まわりのホコリを 最小限にしたい人。 発塵性は4種類で最も高い |
| プロテクター 1,650円 |
今の枕カバーの見た目や 肌ざわりを変えたくない人 |
これ1枚で肌に触れる面が 変わると思っている人 |
プレミアムが向くのは、ダニの死骸やフン、花粉まで含めた対策に数値の裏付けを求める人です。スタンダードとの差はわずか550円です。掛け布団カバーの差額6,600円と比べると、枕カバーでは選びやすい価格差です。
モイスチャーは、50×70cmの枕を使っている人にとっては、これしか選択肢がありません。プロテクターは、上に別のカバーをかける前提の商品です。



まとめ
防ダニの枕カバーを選ぶとき、最初に確認すべきは価格ではなく枕のサイズです。50×70cmならモイスチャーの一択で、そこで悩みは終わります。価格は3,520円です。
43×63cmの標準サイズなら、目的で決まります。予防目的ならスタンダード2,750円、症状が出ているならプレミアム3,300円です。
差額550円で「ハウスダスト遮断率99%」という公表値が付きます。50回洗濯した後の数字です。掛け布団カバーでの差額6,600円に比べれば、枕カバーでは判断しやすい金額です。
1,650円のプロテクターは「安い枕カバー」ではありません。 今のカバーの下に入れるインナーカバーで、肌に触れる面は変わりません。役割が違うことを理解したうえで選べば、今の寝具を変えずに防ダニ機能を足せる便利な選択肢です。

- 50×70cmの枕なら、モイスチャー3,520円の一択です。ほかの3種類にこのサイズはありません
- 43×63cmなら目的で決めます。予防ならスタンダード2,750円、症状があればプレミアム3,300円。差額は550円です
- プロテクター1,650円は安い枕カバーではなく、インナーカバーです。顔に触れる面は今のカバーのまま。枕カバー1枚だけなら送料550円が乗ります
枕カバーだけ買うと送料550円がかかります。まとめ買いを考えるなら、グレードごとの違いを比較した記事で掛け布団カバーやシーツの価格も確認してみてください。
枕カバーには「防ダニ加工」と書かれた薬剤タイプの商品もあります。ミクロガードのような高密度織りとは、止め方がまったく違います。比べる前に2つの方式の違いを調べた記事を読んでおくと、商品ページの数値の読み方が変わると思います。
カバーには洗濯表示などの表示義務がありますが、中身の枕にはひとつもありません。 商品ページの「高さ◯cm」をどう読むかは、枕の高さは何cmかの記事にまとめました。
昼のデスク環境についてはオフィスコムの椅子について調べた記事に書いています。
この記事の出典
この記事は、ミクロガード公式通販に掲載されている価格・サイズ・仕様を確認して書いたものです。公式が公表している試験データも確認しています。他社の防ダニ枕カバーとの比較は、確認が取れなかったため今回は含めていません。
初回調査は2026年8月3日です。価格・試験データ・送料と返品の条件は2026年8月13日に確認し直しました(価格に変更はありません)。
- 公式通販 商品一覧
- プロテクター 商品一覧
- プロテクター 枕用インナーカバー
- ミクロガードの特長・試験データ
- 公式通販 FAQ(洗濯頻度)
- ご利用ガイド(送料・返品)(確認日 2026-08-13)
- 特定商取引法に基づく表記(確認日 2026-08-13)
- 帝人フロンティア 商号変更のお知らせ(確認日 2026-08-13)
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