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防ダニ枕カバーの選び方は?ミクロガード4種を価格とサイズで比較

ダニやハウスダストが気になって寝具を替えようと思っても、掛け布団カバー1枚で1万円を超えると、いきなりは手が出ません。その点、枕カバーなら1,650円から試せます。顔が直接触れる場所なので、効果を実感しやすい部分でもあります。

ただ、いざ選ぼうとすると4種類あって、1,650円から3,520円まで倍以上の開きがあります。

そして調べていて分かったのですが、多くの人にとっては価格ではなく、枕のサイズで選択肢が決まります。

価格・仕様は2026年8月3日時点で確認しています。

結論:まず自分の枕のサイズを測ってください

先に答えを書きます。

50×70cmの枕を使っている場合、選べるのはモイスチャー(3,520円)だけです。 他の3種類は43×63cm用しかありません。ここで選択肢が1つに決まるので、価格を比べる意味がなくなります。

43×63cmの標準サイズなら4種類から選べます。 そのうえで、こう考えると決めやすいと思います。

とりあえず生地が合うか試したいなら、プロテクター1,650円です。 ただし後述するとおり、これは「インナーカバー」で他の3つとは役割が違います。

普通に枕カバーとして使うなら、スタンダード2,750円で足ります。 ダニ遮断率100%は4種類すべて共通です。

アレルギー症状が出ているならプレミアム3,300円です。 ハウスダスト遮断率99%という数値が公表されているのは、この1種類だけです。差額はスタンダードから550円しかありません。

以下、その根拠です。

4種類の比較

表は横に長いため、横にスワイプ(PCは横スクロール)してご覧ください。

グレード 対応サイズ 税込価格 特徴
プロテクター 43×63cm 1,650円 インナー
カバー。
上に今の
カバーを
かける
スタンダード 43×63用 2,750円 基本の
防ダニ性能
モイスチャー 43×63用
50×70用
2,970円
3,520円
レーヨン
交織で
しっとり。
唯一
50×70あり
プレミアム 43×63用 3,300円 ハウスダスト
遮断率99%の
公表は
これのみ

**ダニ遮断率は4種類とも100%**です。表に入れていないのは差がつかないからです。

生地自体がどれだけホコリを出すかを示す「発塵性」の数値は、プロテクター12.6個/プレミアム41.9個/スタンダード164.0個/モイスチャー361.0個です(0.3〜0.5μmの粒子数、テクセット調べ)。小さいほどホコリが出にくいという意味で、参考までに綿100%生地は13,725個です。

出典:公式通販 商品一覧ミクロガードの特長・試験データ(いずれも確認日 2026-08-03)

「45×65cm(43×63用)」という表記について

プレミアムとスタンダードの商品名は「枕カバー 45×65cm(43×63用)」となっています。数字が2つ出てきて紛らわしいのですが、意味は次のとおりです。

  • 43×63cm … 中に入れる枕本体のサイズ
  • 45×65cmカバー自体のサイズ

枕がぴったり入るようにカバーは少し大きく作られています。つまり43×63cmの枕を使っているなら、これが正しい商品です。カバーのサイズのほうを見て「自分の枕と違う」と判断しないよう気をつけてください。

モイスチャーだけは「43×63cm用」「50×70cm用」と、枕本体のサイズで表記されています。

50×70cmの枕を使っている人はモイスチャー一択です

これがこの記事でいちばん伝えたい点です。

公式通販で確認したところ、50×70cmに対応する枕カバーはモイスチャーの3,520円だけでした。プレミアム・スタンダード・プロテクターには、このサイズがありません。

50×70cmは、ホテルで使われるような大きめの枕によくあるサイズです。心当たりがあるなら、注文する前に必ず枕のタグか実寸を確認してください。 43×63用を買ってしまうと入りません。返品は原則できないので、ここは事前に確かめる価値があります。

なお、大きいサイズがモイスチャーにしかないのは掛け布団カバーでも同じで、クイーン・キングもモイスチャーだけです。

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 公式サイトに移動します

プロテクターだけ、役割が違います

1,650円という価格を見て「いちばん安い枕カバー」だと思って買うと、期待と違うことになります。

プロテクターは「枕用インナーカバー」です。 枕に直接かけて、その上から今使っているお気に入りの枕カバーをかけるという使い方をします。素材はポリエステル100%で、丸洗いできます。

つまり、顔に触れるのは今までどおり自分の枕カバーです。肌ざわりを変えたくない人、柄物や気に入った枕カバーを使い続けたい人に向いています。

洗濯頻度も違います。プレミアム・スタンダードは2週間に1回程度が目安ですが、プロテクターは2〜3か月に1回、季節の変わり目ごととされています。その代わり、上にかける普通の枕カバーは頻度高く洗うようにと書かれています。

ここで注意しておきたいのは、プロテクターの発塵性12.6個という数字は、単独では活きにくいということです。 上に綿の枕カバー(13,725個相当)をかけるなら、顔のまわりに出るホコリは上のカバーの性質で決まります。これは公式の説明ではなく、数値から読める理屈です。

ホコリそのものを減らしたいなら、表に出るカバー自体を替えるほうが筋が通ります。

出典:プロテクター 枕用インナーカバー公式通販FAQ(確認日 2026-08-03)

枕カバーならではの選び方

掛け布団カバーとは事情が違う点が2つあります。

1つめは、顔が直接触れることです。 肌ざわりの影響がいちばん大きい部位なので、化繊のつるつるした感触が苦手な人にとっては、枕カバーこそモイスチャーを選ぶ意味があります。モイスチャーはポリエステル60%・レーヨン40%の交織(こうしょく)です。交織とは、種類の違う糸を組み合わせて織ること。レーヨンは木材パルプから作られる繊維で、化学繊維でありながら綿に近いしっとりした肌ざわりになるのが特徴です。まさに「化学繊維の肌触りが苦手」という声を受けて開発されたものです。

ただしモイスチャーは発塵性が4種類で最も高い(361.0個)という数字も持っています。顔のすぐそばでホコリが出ることをどう考えるかは、判断が分かれるところです。とはいえ綿100%生地の13,725個と比べれば約38分の1なので、普通の綿の枕カバーよりはるかに少ない、という位置関係になります。

2つめは、皮脂や汗が付きやすいことです。 掛け布団カバーより汚れやすいので、洗濯頻度が高くなります。洗濯を繰り返しても効果が落ちないかは気になるところですが、公表されている「ハウスダスト遮断率99%」は50回洗濯した後の数値として出されています(プレミアムの場合・コナヒョウヒダニ排泄物由来アレルゲンDer f 1に対して)。洗濯前提の数字が出ている点は、条件としては良心的です。

この記事は公開されている情報を整理したものです。アレルギー症状の改善を保証するものではありません。症状でお困りの場合は医療機関にご相談ください。

買う前に確認しておきたい条件

枕カバーだけ買うと送料がかかります。 送料は全国一律550円で、税込5,500円以上で無料になります。1,650円のプロテクターだけを注文すると、実質2,200円になる計算です。掛け布団カバーなど他のものと一緒に注文するか、送料込みでも納得できる金額かを考えてから決めてください。

返品は商品到着後8日以内の連絡が必要で、開封済みのものは受け付けられません。 サイズを間違えても開けてしまうと戻せないので、注文前の実寸確認が重要です。

衣類乾燥機(タンブルドライ)は使えません。 洗濯ネットは必須、漂白剤も不可です。

出典:ご利用ガイド特定商取引法に基づく表記(確認日 2026-07-30)

なお、公表されている試験データは自社試験です。 データに記載されている「テクセット調べ」のテクセットは、2025年4月1日付でミクロガードの販売元である帝人アクシア株式会社に商号変更された同一の会社でした。数値を疑う根拠は見つかりませんでしたが、独立した第三者の検証ではないという前提で見ておくのが妥当です。詳しくはミクロガードのデメリットを調べた記事に書いています。

向いている人/慎重になったほうがよい人

プレミアム3,300円が向くのは、すでにアレルギー症状が出ていて、ダニの死骸やフン、花粉まで含めた対策に数値の裏付けを求める人です。スタンダードとの差はわずか550円で、掛け布団カバーの差額6,600円と比べると、枕カバーでは選びやすい価格差です。

スタンダード2,750円が向くのは、予防目的の人です。ダニ遮断率100%は共通なので、これで足ります。

モイスチャー2,970円/3,520円が向くのは、50×70cmの枕を使っている人(選択肢がこれだけです)と、化繊の肌ざわりが苦手な人です。慎重になったほうがよいのは、顔まわりのホコリを最小限にしたい人です。発塵性の数値は4種類で最も高くなります。

プロテクター1,650円が向くのは、今の枕カバーの見た目や肌ざわりを変えたくない人です。慎重になったほうがよいのは、これ1枚で肌に触れる面が変わると思っている人です。上に別のカバーをかける前提の商品です。

まとめ

防ダニの枕カバーを選ぶとき、最初に確認すべきは価格ではなく枕のサイズです。50×70cmならモイスチャー3,520円の一択で、そこで悩みは終わります。

43×63cmの標準サイズなら、予防目的ならスタンダード2,750円、症状が出ているならプレミアム3,300円。差額550円で「ハウスダスト遮断率99%(50回洗濯後)」という公表値が付きます。掛け布団カバーでの差額6,600円に比べれば、枕カバーでは判断しやすい金額です。

1,650円のプロテクターは「安い枕カバー」ではありません。 今のカバーの下に入れるインナーカバーで、肌に触れる面は変わりません。役割が違うことを理解したうえで選べば、今の寝具を変えずに防ダニ機能を足せる便利な選択肢です。

なお枕カバーだけ買うと送料550円がかかります。まとめ買いを考えるなら、グレードごとの違いを比較した記事で掛け布団カバーやシーツの価格も確認してみてください。

昼のデスク環境についてはオフィスコムの椅子について調べた記事に書いています。

ミクロガード公式サイトで価格を見る ※ 公式サイトに移動します

この記事の出典

この記事は、ミクロガード公式通販に掲載されている価格・サイズ・仕様と、公式が公表している試験データを確認して書いたものです。他社の防ダニ枕カバーとの比較は、確認が取れなかったため今回は含めていません。

確認日を明記したものを除き、すべて2026年8月3日に確認しました。