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高反発・低反発に定義はある?硬さ「◯N」の測り方は5種類です

案内役

そもそも、どんな商品か

この記事で扱うのは、マットレスや枕の硬さを示す「◯N」という数値と、「高反発」「低反発」という言葉の意味です。

「高反発」「低反発」は規格で定義された言葉ではありません。各社が自由に使っている表現で、共通の基準はありません。

まず結論だけ

  • 「高反発」「低反発」にJISの定義はありません。反発弾性は%で出るだけです
  • 硬さの◯Nは測り方が5種類。25%圧縮と40%圧縮では数字が変わります
  • まくらは家庭用品品質表示法の対象外。表示は製造者の自由です
  • ただしウレタンマットレスの硬さ表示だけは、法律がA法に指定しています(詳しくはこちら

5種類の測り方を見る →

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マットレスを探すと、「高反発」「低反発」という言葉と、「150N」「80N」といった数字が並びます。一般には高反発=押すと強く押し返す、低反発=ゆっくり沈むという意味で使われています。数字が大きいほど硬い、という説明もよく見かけます。

ところがその「高反発」「低反発」に、規格の定義はありませんでした。

硬さのニュートン(N)も、JISには測り方が5種類あります。 どれで測ったかで、同じ素材でも数字が変わります。

この記事では、数字の大小ではなく「測り方が書いてあるか」で読む手順を書きました。まくらの高さに表示の義務がない理由も、規定の原文から確かめています。

制度・データは2026年8月16日時点で確認しています。

結論:比べていいのは、測り方が書いてある数字だけです

先に答えを書きます。

「高反発」「低反発」の区分は、反発弾性を測る規格にありませんでした。 規格の名前はJIS K 6400-3です。あるのは、反発弾性をパーセントで出す試験方法だけです。

硬さ(N)を測る規格には、A法からE法まで5つの方法があります。規格の名前はJIS K 6400-2です。押しつぶす深さも、力を読み取るまでの時間も、方法ごとに違います。

まくらは、そもそも家庭用品品質表示法の対象商品ではありません。 表示の内容は製造者に任されています。

「150N」とだけ書いてある表示は、共通のものさしで測った数字とはかぎりません。 厚さ5cm以上のウレタンマットレスなら、法律が測り方をA法に決めています。それ以外は、測定条件が書いてあるかを見てください。

親指を立てた男の子
結論この記事で読んだのは、規格と法律の文面です。商品ごとの硬さの数字は出てきません。分かるのは「どの商品が硬いか」ではなく、「どの数字なら横に並べていいか」です。並べていい数字の見分け方を、この下に書きました。

「高反発」と書いてあっても、中身は各社ばらばらです

まず反発のほうから確認します。

JIS K 6400-3(軟質発泡材料の反発弾性試験)で決まっているのは、次の手順です。

項目 規定
落とすもの 鋼球
直径16±0.5mm
質量16.8±1.5g
落とす高さ 500±0.5mm
試験片 厚さ50mm以上
幅100mm以上
長さ100mm以上
結果 跳ね返った高さ÷
落とした高さ×100
反発弾性(%)

出典:JIS K 6400-3:2011 軟質発泡材料-物理特性の求め方-第3部:反発弾性の求め方(確認日 2026-08-16)

鋼球を50cmの高さから落として、何割の高さまで跳ね返るかを測る試験です。結果はパーセントで出ます。

この規格に「何%以上が高反発」「何%以下が低反発」という線はありません。 どこから高反発と呼ぶかは、各社の判断ということになります。

確認できなかったこと: 高反発・低反発を定義した公的な基準を、ほかにも探しましたが見つけられませんでした。

考えている女の子
質問商品ページに「高反発」と大きく書いてあります。何を根拠に高反発と言っているんですか?
指を立てた男の子
答え規格には「何%以上なら高反発」という線がありません。だから根拠は、その会社の決め方です。同じ「高反発」でも、会社が違えば跳ね返りの%が違っていてもおかしくありません。
気づいた女の子
なるほどじゃあ「高反発」の文字で選ぶのは、その会社の社内の目安で選んでいるのと同じなんですね。
メジャーを持った解説役のふくろう
ことばの説明反発弾性(%)と硬さ(N)は、別の規格で測る別の数字です。跳ね返りはJIS K 6400-3、硬さはJIS K 6400-2で、規格の番号から違います。だから「高反発=硬い」という式は、規格のどこにも出てきません。
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「◯N」だけの表示は、他社の数字と並べられません

次に硬さです。こちらの規格はJIS K 6400-2です。5つの方法が定められていました。

方法 測り方
A法 40%圧縮して
30秒後の力
B法 25%→40%→65%
連続して各30秒後
C法 40%圧縮した
ときの力(即時)
D法 25%圧縮して
20秒後の力
E法 圧縮たわみ係数と
ヒステリシスロス率

出典:JIS K 6400-2:2012 軟質発泡材料-物理特性の求め方-第2部:硬さ及び圧縮応力-ひずみ特性の求め方(確認日 2026-08-16)

硬さの測り方4つの、押しつぶす深さと読み取る時間 硬さの測り方4つの、押しつぶす深さと読み取る時間 25% 40% A法 30秒後 40% B法 各30秒後 25% 40% 65% 3段階を連続で C法 押した瞬間 40% D法 20秒後 25% E法=深さ1点の数字ではなく、係数で出す方法 0% 70% ← 浅い 押しつぶす深さ 深い →
図:硬さの測り方A〜D法の、押しつぶす深さ(%)と力を読むまでの時間。同じ40%でも、A法は30秒後、C法は押した瞬間の力です。E法は深さ1点の数字ではなく係数で出すので、図には入れていません。

押しつぶす深さが25%と40%では、返ってくる力が違います。 同じマットレスでも、25%で測るか40%で測るかで数字が変わることになります。

時間の指定も違います。 A法は30秒後、D法は20秒後、C法は押した瞬間です。

ウレタンとは、スポンジに似た、空気をふくんだやわらかい材料のことです。押されたまま時間が経つと、力が抜けていきます。だから測るタイミングでも数字が動きます。

試験片の大きさも決まっています。 一辺380mmの正方形です。厚さは50±2mmと決まっています。

実際のマットレスは10cm以上あるものが多いです。「◯N」は素材の板を測った数字で、製品そのものを測った数字ではありません。

商品ページに「◯N」とだけ書かれている場合、それがどの方法の数字かは分かりません。 他社の数字と並べても、比較にならない可能性があります。

案内する男の子
どこを見るか商品ページで探す文字は「40%」「A法」「JIS K 6400-2」の3つです。どれか1つでも書いてあれば、次の見出しで説明するA法の数字として読めます。どれも無ければ、その「◯N」は社内の目安と考えてください。
メモ帳と定規を持ったふくろう
数え方試験片は厚さ50mmの板です。厚さ10cmの製品なら、同じ板が2枚重なった厚みになります。数字が同じ150Nでも、寝たときの沈み込みは厚みで変わるので、Nは「素材の硬さ」であって「寝心地」の数字ではありません。

厚さ5cm以上のウレタンマットレスは、同じものさしで比べられます

厚さ5cm以上のウレタンマットレスは、家庭用品品質表示法の対象品目です。 家庭用品品質表示法とは、日用品に材料や性能の表示を義務づけている法律のことです。対象になるのは、ウレタンフォームの部分の最大の厚さが50mm以上のものです。

硬さの表示については、測り方が1つに指定されています。

JIS K 6400-2の6.4 A法(40%定圧縮して30秒後の力を求める方法)により得た数値をニュートン単位で表示する

ニュートンとは、硬さを表す力の単位のことです。厚さ5cm以上のウレタンマットレスにかぎっては、法定の表示に使う測り方がそろっています。 5種類あるという話は規格そのものの話で、マットレスの表示の話ではありませんでした。

それでも数字がそのまま使えるわけではありません。 理由は2つあります。

  • 法律が定める区分は「かため(110N以上)/ふつう/やわらかめ」の3つだけ。高反発マットレスはほぼ全部が「かため」に入ります
  • 数値には「表示値+200ニュートンの±10%以内」という許容範囲があり、150N表示なら115〜185Nまでが認められます
法律の3区分と、表示値の許容範囲 法律の3区分と、表示値の許容範囲 やわらかめ 75N未満 ふつう 75〜110N かため 110N以上 150N表示 許容範囲 ±35N 115 185 110N表示 許容範囲 ±31N 79 141 オレンジの線=表示値 0 50 100 150 200 ← やわらかい 硬さ(N) 硬い →
図:法律の3区分(やわらかめ75N未満・ふつう75〜110N未満・かため110N以上)と、表示値の許容範囲。150N表示は115〜185N、110N表示は79〜141Nまで認められます。110N表示の実物は、区分の上では「ふつう」の範囲に入ることもあります。

くわしくは高反発マットレスの後悔|55点を数えたら硬さは150〜260Nでしたにまとめました。

出典:消費者庁 家庭用品品質表示法 ウレタンフォームマットレス(確認日 2026-08-29)

硬さの数値は素材の性質を表すもので、寝心地や体への影響を示すものではありません。体格や寝る姿勢によって合う硬さは変わります。
考えている女の子
質問150Nと170Nの2つで迷っています。20N違えば、170Nのほうが硬いと考えていいですか?
指を立てた男の子
答え言い切れません。150N表示は115〜185N、170N表示は133〜207Nまで認められます。2つの範囲は大きく重なるので、実物が逆でもおかしくありません。
気づいた女の子
なるほどじゃあ数十Nの差は、許容範囲の中に埋もれるんですね。比べる意味があるのは、100N単位の差だと。
ノートを開いた男性
計算メモ許容範囲は「表示値+200N」の10%です。110N表示なら(110+200)×10%=31N、つまり79〜141Nまで認められます。計算の上では、79Nは区分の「ふつう」です。「かため」と書いてある商品の実物が、ふつうの範囲に入ることもあるということです。
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まくらは、高さの数値を書く義務がありません

寝具の中でも、まくらは扱いが違いました。

業界団体である一般社団法人日本寝具寝装品協会が、自主的な表示規定を作っています。その目的の説明に、理由がはっきり書かれていました。

繊維製品の多くは、家庭用品品質表示法の対象商品に該当し、その規程に則して表記をすることとされている。しかし、まくら類は該当商品になっておらず、表示の内容は製造者の責任において自由に表記されている

法律の対象外なので、業界団体が自分たちでルールを作ったということです。この自主規定では、次の10項目を必須にしています。

必須表示項目
分類(頭部用・肩用・
腰用・足用・抱きまくら)
名称及びサイズ略号
商品名(品番)
組成:まくらがわ
組成:詰めもの
サイズ(ヨコ・タテ・
マチ〈マチがある場合〉)
高さ調節の有無
表示者・連絡先・原産国
まくらカバーの適用サイズ
取り扱い表示

出典:一般社団法人日本寝具寝装品協会 まくら品質表示規定(確認日 2026-08-16)

表の中の言葉を2つ説明します。詰めものとは、まくらの中身の素材のことです。マチとは、まくらの側面にある立ち上がりの部分のことです。

注目してほしいのは、必須なのが「高さ調節の有無」であって、高さの数値ではないことです。 サイズも「マチがある場合」に限られます。この規定に従っても、まくらの高さが何cmかは分からないままです。

この規定が効くのは、協会の会員企業だけです。 会員でないメーカーには適用されません。高さの表示については枕の高さは何cmかの記事にまとめました。

規定の中には、こういう一文もありました。

まくらは、形状、構造、高さ、詰めもの等によって使用感が大きく異なることから、一般消費者に過度の期待を抱かせるような広告や表示を行わないことを厳守する

業界の側も、まくらは使ってみないと分からないという前提に立っていることが読み取れます。

考えている女の子
質問商品ページに「高さ◯cm」と書いてあれば、その数字は信じていいんですよね?
指を立てた男の子
答え数字が間違いだとは言えません。ただ何を測った数字かを書く義務がないので、どこを測った高さかは、書いてある範囲でしか分かりません。
気づいた女の子
なるほどじゃあ数字そのものより、測り方まで書いてあるかで見ればいいんですね。マットレスの「◯N」と同じだ。
虫めがねを持った男の子
確かめ方商品ページに「高さ調節の有無」と「マチ」の2つが書いてあるかを見てください。どちらも自主規定の必須項目です。書いてあれば、業界の規定と同じ項目をそろえた表示だと分かります。無ければ、高さの数字も何を測ったか分からないままです。

数字の代わりに見る4つのこと

数字を横に並べても比較にならないなら、見るところは変わります。

1. マットレスなら、数値のかっこ書きがあるか

厚さ5cm以上のウレタンマットレスは、測り方がA法に決められています。「かため(150ニュートン)」のように用語と数値がそろっていれば、他社の数字と同じものさしで比べられます。 ただし比べる意味があるのは100N単位の差で、数十Nの違いは許容範囲に埋もれます。

まくらやトッパーは、この法律の対象外です。トッパーとは、いま使っているマットレスの上に重ねて敷く薄いマットのことです。何%圧縮で測ったかが書かれていなければ、自社内の目安と考えるのが妥当です。

2. 部位ごとに違う数字が書かれているか

上半身と腰で硬さを変えている製品があります。その場合は数字が複数出ます。1つの数字しか書かれていない製品と、単純には比べられません。

3. 厚みと、その中の構成

同じ「150N」でも、厚さで沈み方は違います。厚さ5cmと10cmなら別物です。硬さの数字だけでなく、厚みと層の構成を見てください。

4. 返品・お試しの条件

これがいちばん確実です。数字で選べない以上、試せるかどうかが実質的な判断材料になります。返品できる期間と、送料の負担がどちらかを確認してください。

試せる条件はマットレスのお試し期間を11社で調べた記事にまとめました。寝てみる店を探すならネルマットレスの店舗を40店数えた記事があります。

考えている女の子
質問4つ全部を見るのは大変です。1つだけ見るなら、どれですか?
親指を立てた男の子
答え4番目の「試せるか」です。数字が正しくても、自分に合うかどうかは規格からは分かりません。返品できる期間と、返すときの費用がどちら持ちかの2つを見てください。
気づいた女の子
なるほど数字は候補を絞るために使って、最後は試して決めるんですね。
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買う前に確認しておきたいこと

1. 「高反発」という言葉自体は基準ではありません

規格に定義がない以上、同じ「高反発」でも中身は各社ばらばらです。言葉ではなく、公表されている数値とその条件を見てください。

2. まくらは表示の義務がありません

法律の対象外なので、書いてある情報の量がメーカーによって違います。 高さ調節ができるかどうかは、自主規定でも必須項目に挙がっている重要な点です。

3. 洗えるかどうかは別の話です

硬さと洗濯は別の条件です。布団本体には洗濯表示の義務がないという話は布団に洗濯表示のタグがないのはなぜかを調べた記事にまとめました。

4. 寝室の環境も合わせて見る

寝具だけ変えても、部屋の温度や湿度が合っていなければ変わりません。国が定めている目安は寝室の湿度は何%がいいかを調べた記事にあります。

手のひらを向けたふくろう
気をつけることこの4つのうち、商品ページを見るだけで確かめられるのは1と2だけです。3の洗濯表示は布団本体に義務がなく、4の湿度は部屋側の話です。買う前に分かることと、届いてから分かることを分けて考えてください。

向いている人/慎重になったほうがよい人

この話が役に立つのは、複数のマットレスの「◯N」を並べて迷っている方です。その比較は、条件がそろっていない可能性があります。

まくらを選んでいる方にも関わります。表示の義務がないので、情報量そのものがメーカーの姿勢を表します。

慎重になったほうがよいのは、数字が大きいほど良いと考えている場合です。 硬さは体格と寝姿勢に対する適合の問題で、大きいほど優れているという性質のものではありません。

もう一つは、「高反発」という言葉を基準にしている場合です。 規格に定義がないので、言葉が同じでも中身が同じとは限りません。

考えている男の子
ここが分かりにくい「数字が大きいほど良い」と「数字が大きいほど硬い」は別です。A法でそろった数字なら、大きいほど硬いのは正しいです。ただ、硬いほど自分に合うかは、規格のどこにも書いてありません。体重ごとにどう読むかは[マットレスの硬さは体重で決まる?の記事](/posts/mattress-firmness-by-weight/)にまとめました。

まとめ

ノートを開いたまとめ役の男の子
この記事のまとめ
  1. 「高反発」「低反発」にJISの定義はありません。反発弾性は%で出るだけで、どこから高反発と呼ぶかの線はありません
  2. 硬さのNは測り方が5種類。厚さ5cm以上のウレタンマットレスだけは法律がA法に決めていますが、150N表示は115〜185Nまで認められます
  3. まくらは家庭用品品質表示法の対象外。高さの数値を書く義務がないので、最後は試せるかどうかで決めます

マットレスとまくらの数字について、公開されている情報はこうなっています。

「高反発」「低反発」に、JISの定義はありませんでした。 反発弾性を測る規格はJIS K 6400-3です。鋼球を50cmから落として跳ね返りをパーセントで出すだけで、どこからを高反発と呼ぶかの線は引かれていません。

硬さのニュートン(N)は、測り方が5種類あります。 条件が違えば数字も変わります。

  • 押しつぶす深さ=25%か、40%か
  • 力を読む時間=押した瞬間か、30秒後か
  • 試験片=厚さ50mmの板で、製品そのものではない

まくらは家庭用品品質表示法の対象外です。 業界団体が自主規定を作っていますが、効くのは会員企業だけです。

高さの数値を書く義務もありません。 商品ページの「高さ◯cm」が何を測った数字なのかは、枕の高さは何cmかの記事にまとめました。

数字の大小ではなく、測定条件が書いてあるかを見てください。 最後は、試せるかどうかで決まります。

その「試せるかどうか」も、11社で条件がまったく違いました。 返すときの費用は、0円の会社と12,000円の会社に分かれます。「100日間お試し」にも、2つの意味がありました。

100日以内なら返せる型と、100日たつまで返せない型です。マットレスのお試し期間を11社で調べた記事にまとめています。

逆に、規格で測り方まで決まっている数字もあります。 羽毛布団の「ダウンパワー」は、JIS L 1903で装置も試料の量も読む時間も指定されています。それでもフィルパワーとは単位が違うので、そのまま比べると読み違えます。

ゴールドラベル4種類とダウンパワーを調べた記事にまとめました。

硬さが変わってきたと感じたときも、判断の物差しは数字しかありません。 マットレスの耐久性はJISが「80,000回加圧してへたり40mm以下」と決めていますが、年数は書かれていません。

へたりとは、使ううちに厚みが減って、元に戻らなくなることです。保証がへたりを対象にしているかどうかも含めて、マットレスの寿命は何年かの記事にまとめました。

硬さの前に、サイズも同じ状態です。 マットレスの「シングル」「セミダブル」はJISに出てこない言葉で、規格が決めているのは呼び寸法の数字だけです。

呼び寸法980mmの製作寸法は、950〜1030mmまで認められています。そちらはシングルは何cmかを調べた記事にまとめました。

その「◯N」を商品ページに書くかどうかにも線があります。 ウレタンの厚みが5cm以上なら、家庭用品品質表示法の対象です。硬さは「かため(125ニュートン)」のように、区分と数値を並べて表示することになっています。

実際の商品はほとんどが110N以上で、区分の上では全部「かため」でした。そちらはマットレストッパーの厚さを調べた記事にまとめています。

寝具のほかの条件は、次の記事にまとめています。

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この記事の出典

この記事は、マットレスの硬さと反発弾性を測るJISの試験方法を読んだものです。「高反発」「低反発」という区分がそこにあるかどうかを確かめました。あわせて、まくらが家庭用品品質表示法の対象外であることと、業界団体がそれを理由に自主規定を作っている経緯を確認しました。

すべて2026年8月16日に確認しました。

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